毎日同じ場所で座っているとき、どこが気になりますか
朝から晩まで、ソファやベッドの上で過ごす時間が長くなることがあります。食事をするとき、テレビを見るとき、あるいはただぼんやりと窓の外を見ているときです。
その姿勢が合っているかどうか、迷うこともあるでしょう。主治医・医療スタッフの案内が最優先です。その上で、今の環境を少し見直してみましょう。
なぜその座り方や寝方がつらく感じられるのでしょうか
足が床につかない不安定さ
椅子に座ったとき、足がぶらぶらしていませんか。一般的な椅子の座面高は約40cmですが、小柄な方にとっては高く感じることがあります。厚生労働省「高齢者の適切なケアとシーティングに関する手引き」によると、足が床につかない状態は安定感を欠きます。
立ち上がりやすさを優先して座面が高い椅子を選ぶ場合でも、足が床につくよう中腰姿勢での安定を確保する設計や、肘掛けを短くして着座時の動作を妨げない工夫が有効です。岐阜県立生命工学研究所「高齢者の身長に配慮した椅子のデザイン 着座起立動作と差尺の検討」
背もたれの角度と身体のずり落ち
ベッドで上体を起こす際、標準的なひざ上げ機能を使うと骨盤が倒れ、身体がずり落ちやすくなることがあります。日本作業療法士協会「ベッドの上で過ごす時間をもっと快適に。OT流ベッド活用法」では、個人の足の長さに合わせて膝の下にクッションを入れることで、骨盤の位置を固定しやすくなると紹介されています。
また、長期の療養などでベッド上で過ごす時間が長い場合、上体を30度起こすと周囲の人の顔が見え、60度起こすと半身が見えて会話が可能になります。天井だけを見る状態から変化させることで、生活の質を高めることが期待されます。
もう少し楽に休むために、環境をどう整えたらよいでしょうか
腕と背中を支える道具の選び方
スマホやタブレットを見る際、腕を上げ続けるのは疲れます。画面との距離を保ちながら、腕を支える環境を作りましょう。室内の移動不安がある場合は、何かに掴まって移動できる環境整備や、家具を最小限にして動線を広くすることも有効です。広島県「高齢者のための住宅改修ポイント【ポイント5】」
以下は、休むための道具の比較です。ご自身の状況に合わせて参考にしてください。
| 道具の種類 | 主な役割 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| ひざ掛け | 保温、軽い重みで安心感 | 冷えやすい方、リラックスしたい時 |
| 背もたれクッション | 腰部のサポート、姿勢の保持 | ソファや椅子が深い場合 |
| 腕を支えるクッション | 肩や腕の負担軽減 | スマホ操作、読書、食事 |
| スタンド(アーム) | 画面の固定、目線の高さ調整 | ベッド上での動画視聴、通話 |
腕を支えるクッションとして、FIRMFLEX(ファームフレックス) レベルアップクッションがあります。膝の上に置いて両腕をのせる使い方ができます。ベッドやソファで使う場合は150サイズ、肘掛け椅子や車椅子で使う場合はCHAIRサイズが適しています。体格の大きい方はWIDEサイズもあります。カバーは洗濯可能で、上面は防水仕様です。
FIRMFLEX レベルアップクッションは、腕の重みを預けることで肩の力を抜きやすくします。食事やテレビを見る場面では、車椅子ではなく椅子を使用することで、背部への圧迫感が減り、快適になることがあります。厚生労働省「高齢者の適切なケアとシーティングに関する手引き」
電動介護支援ベッドの背上げ機能は、食事の際に上体を起こすことを楽にします。背上げと同時にひざ部が上がるタイプでは、より姿勢が保ちやすくなります。和歌山県「自宅でできる介護の方法/福祉用具の活用」
今日できることとして、以下のことを試してみてください。
- 座っているときに足裏が床につくか確認し、つかない場合は台を置く。
- ベッドで上体を起こす際は、膝下にクッションを入れて骨盤のずれを防ぐ。
- 腕を支えるクッションを使い、スマホや本を見る時の肩の力を抜く。
この記事は公開資料を整理した情報であり、医療上の助言ではありません。治療に関する判断は必ず主治医・医療スタッフと相談してください。資料確認日: 2026-10-31
やすらぐ時間のために
家で過ごす時間が長くなるほど、体を支える小さな道具が一日を変えます。
- FIRMFLEX レベルアップクッション — 膝の上にのせて両腕を置くと、腕の重さをクッションが受け止めます。ベッドやソファで本・スマホ・テレビを長く見ても肩が疲れにくくなります。ベッド・ソファは150、肘掛け椅子・車椅子はCHAIR、体格の大きい方はWIDE。カバーは洗濯でき、上面は防水生地です。レベルアップクッション150を見る(FIRMFLEX公式楽天市場店)
- 軽いひざ掛け — 体温が下がりやすい午後に、脚と手を包みます。
- ブックスタンド・タブレットスタンド — 画面を目の高さに上げ、首を下に向ける時間を減らします。